短い話

そんな日常(キバシカ)
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「シカちゃ〜ん!今日もいい天気だな〜!!」
「それは良かった。」

うわ!反応薄っ!!!
まさに人事レベルだよ、この人!!

「シカちゃ〜ん、反応薄いよ〜・・・。」
「それは良かった。」

・・・話聞いてるのかな?

「シカちゃ〜ん、頭いいねぇ。」
「それは良かった。」

絶対に聞いてねぇな・・・。
・・・!
俺はニヤッと笑い、持っていたMD機を録音に設定する。

「シカちゃ〜ん、かっこいいね。」
「それは良かった。」
「俺今日任務失敗したよ〜。」
「それは良かった。」

ポチッ

「しかちゃ〜ん、可愛くて大好きだからね〜。
 シカちゃんが俺のこと好きって気持ち分かってるからねぇ〜!!」
「それは良かった。」

カチャッ

「よっしゃぁ!!!!!!!!」

俺がいきなり大声を上げると驚いたのかシカマルはこっちを向いた。

「なっ、なんだよ!」
「シカちゃん・・・これなーんだ?」

そういって俺はシカマルにMDを見せる。

「・・・MD?・・・なに?」


俺はボリュームを最大にして再生ボタンを押す。

『しかちゃ〜ん、可愛くて大好きだからね〜。
 シカちゃんが俺のこと好きって気持ち分かってるからねぇ〜!!』
『それは良かった』

それは誰が聞いても俺とシカマルの声で・・・。

「なっ///なに録音なんかしてんだよ!!ってかお前それ・・・///」
「シカちゃん〜顔赤いぞ〜・・・可愛い〜」
「うっ、うるさい!!それ今すぐ消せ!!」
「やだよ〜!!」

そういって俺とシカマルの愛の(←強調)追いかけっこが始まる。
俺の話をちゃんと聞いてないからいけないんだぞ!シカマル。


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