一人でもいきていけるそう思っていたけど
灰色に染まる景色にその花見つけて
あの人によく似た君に面影重ねて
心から「愛さない」そう決めていたのに
行き場の無い思いの先に
永遠の誓いを夢見た憐れな二人
変わらない居場所はいつか君の両手の中になってた
このままずっと君の中に落ちてもいいの？
「あの人の次でいい、私はいつでもここにいるよ」と
その言葉の裏に君の涙が見えた気がした
サヨナラは突然君の景色を奪った
戻れない？幸せを願い続けた日に
いつまでも変わらずに
セピア色した思い出達は
やがて枯れ果て空に還るだろう
それでもずっと忘れないでと願った夜
夢でいいから もう一度君の温もりに触れていたくて
抱き寄せたくてそっと手を伸ばした
枯れ葉舞うこの地で
最後の別れとなり
あの日に戻りたくて
ガラスケースの二人は
あの日と変わらぬ姿で
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